眠る赤ちゃんの「夢の冒険物語」
台湾地区の芸術家、廖奎◆(◆は女へんに尼)(Queenie Liao)さんは豊かなイマジネーションを発揮して、息子のWengennが眠っている間に様々な材料やぬいぐるみ、家庭用品などを背景に一連のストーリー性のある写真を撮影した。これらの写真が台湾で本となって出版されている。環球網が英デイリー・メールの28日付報道として伝えた。
廖さんの写真のアイデアは有名な児童カメラマン、Anne Geddesさんと、Adele Enersenさんという似たような写真集を出版した母親によるものだ。廖さんは趣味の写真撮影で息子を撮影することにし、また童話好きの彼女は魅力的な一連のストーリーを考え出した。息子のWengennが眠っている間に、雲の城の中を散策する様子やキッチンで料理をしている姿、ゾウと遊ぶ情景などをイマジネーション溢れる写真で表現し、世界各地の人々の人気を集めている。
廖さんによると、毎日Wengennが眠る前に息子をストーリーの主役に見立て、芸術家が背景を描くのと同様に衣類やぬいぐるみ、家庭用品などを使って情景を表現し、Wengennが眠ると撮影するという。これらの写真の中には、地震と津波にみまわれた日本へささげる作品として、息子を天使に見立て、傍に「日本のために祈る」という文字が書かれたものもある。
Wengennの「夢の冒険」の写真を100枚以上撮影した廖さんは「眠るベビー」という本を出版。撮影プロセスや技法について説明している。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年10月30日