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嫦娥3号、月面ローバー「玉兎号」が無事月面に着地

 北京時間15日4時35分、無人月探査機「嫦娥3号」の着陸機と月面ローバー「玉兎号」が切り離され、玉兎号が無事月面に着地した。人民網が伝えた。

 嫦娥3号は14日午後9時11分、月面の「虹の入り江」の東側の地域(西経19.5度、北緯44.1度)に着陸、計画通り直ちに着陸機と月面ローバーの切り離しに向けた準備作業に着手した。

 同日午後11時45分、地上の科学技術者は切り離しの実施条件(着陸地点の環境パラメータ、設備の状態、太陽の入射角度など)について最終的な確認を行った後、嫦娥3号に命令を送り、切り離しを開始した。

 北京航天飛行制御センター・飛行制御ホールの巨大スクリーンには、切り離しの様子がはっきりと映し出されていた。着陸機はしっかりと月面に立っており、太陽光パネルはすでに開いていた。玉兎号は着陸機の頂部にあり、こちらも太陽光パネルを開き、マストを伸ばしていた。

 スタッフの確認作業を経て、3時10分、玉兎号は移動機構に向けゆっくりと移動し始めた。4時6分、玉兎号が移動機構に到着すると、移動機構のロックが外され、玉兎号を載せたままゆっくりと展開し、月面に降下し始めた。月面に接触すると、移動機構は着陸機と月面を結ぶスロープとなった。

 その後、玉兎号はスロープの上を徐々に降りていった。4時35分、玉兎号は月面に着地し、月の土壌にくっきりと車輪の跡を残した。着陸機に搭載されたカメラにはこのプロセスが完全に記録され、そのイメージデータはリアルタイムで地上に伝送され続けた。

 切り離し作業の完了後、2つの宇宙機はそれぞれの画像を互いに撮影し、その場での探査及び巡視探査をスタートする計画だ。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年12月15日

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【特集】月探査機「嫦娥3号」

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