個人金融サービスサイト「Bankrate.com」がこのほど、世界若手億万長者トップ10を発表した。フェイスブックの共同創始者であるマーク・ザッカーバーグ氏は285億ドルでトップになり、31歳の楊恵妍氏が48億ドルで4位につけ、中国人の中で唯一ランクインした。新京報が伝えた。
不動産デベロッパー・碧桂園HDの董事局副主席である楊氏は、同社の創始者・楊国強氏の次女で、2005年に父親から同社の大半の株式を譲渡された。同社は2007年4月に香港証券取引所で上場し、上場当日の時価総額は1163億2000万香港ドルに達した。当時26歳だった楊恵妍氏は160億ドルの資産により、フォーブス誌の2007年の中国長者番付でトップになった。
楊国強氏はメディアの取材に応じた際に、娘について「品と徳を備え、勤勉で、一つの企業を導く素質がある。娘は13-4歳の頃から当社の役員会の会議に出席できた。米国留学中にも、オールAの優秀な成績だった」と評価した。
フェイスブックは今回も「長者製造工場」となり、10人のうち4人がフェイスブックの投資と創設に関わっていた。
これら4人の長者のうち、共同創始者のマーク・ザッカーバーグ氏が285億ドルで1位に、ダスティン・モスコビッツ氏が65億ドルで2位になった。もう一人の創始者であるエドゥアルド・サヴェリン氏は40億ドルで5位に、投資家のショーン・パーカー氏は25億ドルで8位になった。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月20日