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セウォル号事故2回目の公判 1等機関士が罪認める

人民網日本語版 2014年06月18日15:17
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韓国の光州(クァンジュ)地方裁判所で17日、イ・ジュンソク船長らセウォル号船員15人に対する2回目の公判が行われた。15人のうち、公訴事実を認めたのは1等機関士のソン・ジテ被告だけだった。韓国「中央日報」が報じた。

同日午前10時から行われた公判には、殺人罪に問われている船長のイ・ジュンソク被告ら4人の乗組員、および遺棄致死や水難救護法違反などの罪に問われている11人の乗組員が出廷し、審理を受けた。15人のうち、ソン・ジテ被告だけが「乗組員としての義務を果たさなかった」と控訴事実を認めた。同被告は、事故後自殺も試みたという。

今月10日に同裁判所で行われた1回目の公判では、被告人側の弁護士が殺人罪に問われている船長や一等航海士、二等航海士、1等機関士ら4人の乗組員を弁護し、殺人罪適用を訴える検察側に反論した。4人に対する殺人罪が確定するかどうかに各界の注目が集まっている。

乗員・乗客計476人を乗せたセウォル号は4月16日、全羅南道珍島郡の観梅島(クヮンメド)沖海上で転覆し、沈没した。これまでに、中国人の乗客4人を含む約300人の死亡が確認されたほか、12人が行方不明になっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2014年6月18日

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