開催中の第67回カンヌ国際映画祭で行われた、呉宇森(ジョン・ウー)監督の新作「太平輪(The Crossing)」の発表会に登場した主演の金城武(40)は、共演した長澤まさみとのキスシーンについて、「恥ずかしかった」と語った。デビュー23年を迎えるベテラン俳優でも、キスシーンで緊張するようだ。信息時報が報じた。
キスシーンの前にコミュニケーション
3年ぶりの映画出演となった金城武は同作品で、長澤まさみとのロマンチックなキスシーンを見せている。しかし、金城武は、「本当はとても恥ずかしかった。彼女とあまり親しくならないうちにキスシーンの撮影が始まった」とし、「関係者を通して、長澤まさみとコミュニケーションを取る時間を作った。そのようにして、別れる恋人同士のキスシーンをうまく撮れた」と明らかにした。
親しい女優とのキスシーンも恥ずかしい
同作品のプロモーション映像では、金城武と長澤まさみ以外に、人気俳優・黄曉明(ホアン・シャオミン)と韓国の女優ソン・ヘギョのキスシーンも登場する。金城武は、「キスシーンは本当に恥ずかしい。佟大為(トン・ダーウェイ)も、章子怡(チャン・ツィイー)と親しすぎて、ラブシーンを撮る時はとても恥ずかしいと言っていた。僕は親しくなくても恥ずかしいと感じる」とし、長澤まさみと自ら進んでコミュニケーションを図ったことに関して、「普通のキスシーンではなく、別れる時の複雑な感情が絡まったキスシーン。親しい間柄を演じるためにはコミュニケーションが必要だった」と説明した。( 編集KN)
「人民網日本語版」2014年5月21日