2014年LEXUS中国杯フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦中国・上海大会が8日、上海東方体育センターで行われた。注目を集めていた男子シングル・フリースタイルで、大人気の羽生結弦選手と中国の閻涵選手がウォーミングアップ中に正面衝突した。羽生結弦選手は5.79点差でロシア人選手に惜敗して銀メダルとなり、前回優勝した閻涵選手は6位に終わった。人民網が伝えた。
中国でも非常に人気の高い羽生結弦選手が負傷したことで、中国のファンからも次々に羽生選手を心配するコメントが寄せられた。「腰の怪我でフィンランド杯を欠席したが、血まみれでも競技を続けたのは本当の強者。あなたのために永遠に祈り、応援する」、「会場で5回転倒しても最後まで見事に演技し続けた。観客から花束やぬいぐるみが投げ入れられた瞬間、彼はすでに王者だった。成績が出た時、彼は初めて大声で泣いた。スポーツ選手の誇りを目のあたりにした気がした」、「閻涵選手も羽生結弦選手も心配だ。彼らの強い意志には感動させられ、どれほど多くの人が励まされたことか。一日も早い回復を願う」。 (編集YH)
「人民網日本語版」2014年11月9日