集英社は最近、週刊少年ジャンプで1999年から連載されている人気漫画「NARUTO -ナルト-」(作:岸本斉史)が、 11月10日発売の50号で完結すると、オフィシャルサイトで発表した。単行本の全世界での累計発行部数は2億部を突破するなど、極めて高い人気を誇ってきた同漫画に、ついにピリオドが打たれる。北京晨報が報じた。
子供が漫画の主人公と共に成長
「ナルト」、「ONE PIECE(ワンピース)」、「BLEACH(ブリーチ)」は、「3大出稼ぎ労働者漫画」と言われている。そう呼ばれているのは、忙しい生活を送る出稼ぎ労働者でも、よく知っている漫画だからだ。このような人気漫画は、長期間に渡って連載されるのが普通だ。小学生のころから読んでいる人の子供が小学生に通うようになっても、まだ連載が続いているということもある。
では、「ナルト」が15年も人気を保った秘訣は何だろう?それは、アカデミーにおいて超問題児の落ちこぼれで、毎日イタズラ三昧だった主人公のナルトが15年で、責任感と勇気ある青年へと成長していったからだ。15年前、同じようにイタズラ好きだった子供達が、ナルトと共に成長した。