国家発展改革委員会の報道官は8日、メキシコ政府がメキシコシティ・ケレタロ間の高速鉄道事業について落札した中国企業との契約を破棄したことをメディアから質問された際、「この件を意外に感じている。知り得たところによると、中国企業はこのプロジェクトの入札に参入する過程で、メキシコ政府が公開した入札プロセスと要請事項を終始一貫して遵守し、入札の内容もメキシコの入札書類の規定に合致するものだった。また落札取り消しという結果はメキシコ国内の要因によるもので、中国企業とは関係がない。中国政府は自国企業が互恵・ウィンウィンの原則に基づいてメキシコのインフラをめぐる協力に参加することを奨励し、メキシコ政府がこうした中国企業のために公平な競争環境作りをすることを願う。この件が早急かつ適切に処理されることを願う」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年11月9日