習近平国家主席のG20首脳会議出席、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー公式訪問、およびフィジーでの太平洋島嶼国との首脳会談について、外交部(外務省)の鄭沢光部長助理(次官補)、張軍国際経済局長が13日の国内外プレス向けブリーフィングで説明した。
オーストラリア、ニュージーランド、フィジー公式訪問、および太平洋島嶼国との首脳会談について、鄭氏は「習主席のオセアニア諸国公式訪問は初であり、中国とオーストラリア、ニュージーランドおよび太平洋島嶼国との友好協力の深化にとって重大な意義を持つ」と説明。
「中国と各関係国は共に今回の訪問と会談を通じて、二国間関係および中国と太平洋島嶼国全体との関係の発展水準を高め、各分野の実務協力を拡大し、国際・地域問題で意思疎通や調整を強化し、双方の人々により多く、より良く恩恵をもたらし、地域の平和・安定・発展の促進に一層の貢献を果たすことを期待している」と強調した。
G20首脳会議出席について、張氏は「G20首脳会議が11月15、16両日にオーストラリア・ブリスベンで開催される。経済成長、雇用、リスク対処をテーマに、世界経済情勢、国際貿易、エネルギー、経済のリスク対処能力の向上などが具体的議題となる。会議後には声明を発表する」と説明。中国側が信じ、期待する前向きな成果として以下を挙げた。
(1)世界経済の成長促進において新たな措置を打ち出し、G20包括的成長戦略を定め、インフラ投資の拡大を後押しし、世界経済の新たな成長源を掘り起こし、周期的回復から持続可能な成長への世界経済のモデル転換を後押しする。