B2Cサイト「天猫」は11月11日(中国の「独身の日」)未明に激安セールを開始し、わずか38分間で消費額が100億元(1元は約18.8円)を突破した。ネット通販愛好家は、いったい何を購入したのだろうか?公式データによると、コスメ・スキンケア、マタニティ・ベビー用品、メンズ・レディースファッションのうち、販売量が最も多く好評を博したのは、庶民にやさしい価格のブランドだった。そのうちカジュアル衣料品大手のユニクロは、激安セール開始後間もなく販売トップに躍り出た。中国網が伝えた。
ネット通販最大手の阿里巴巴(アリババ)は、記者会見で巨大パネルを使い、リアルタイムデータを公開した。午前1時の段階で、マタニティ・ベビー用品の販売トップ5は、巴拉巴拉、ユニクロ、好孩子、全棉時代、GAPの順となった。レディースファッションでは、ユニクロがセール開始後間もなく、ONLY、VERO MODA、ochirlyなどのブランドを押さえてトップになった。天猫の同日23時のデータによると、ユニクロはレディースファッションの販売量で最終的に2位となった。
ネット通販に大金を費やしたのは女性だけではなく、男性も積極的にセールに参加したようだ。メンズファッションでは、太平鳥、ユニクロ、海瀾之家が販売量で上位に食い込んだ。これらのデータによると、昨年の独身の日に振るわなかったユニクロが、今年の勝者になる可能性が高い。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年11月12日