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資生堂 15年12月期営業利益が70%以上増加

人民網日本語版 2016年03月01日08:50

市場競争がますます激化する中、日本最大の化粧品・美容製品メーカーの資生堂グループは世界での戦略的配置を加速させ、とりわけ中国市場での配置を加速させている。このほど発表した2015年12月期決算短信によると、同期の売上高は前年同期比12.6%増加の7631億円、営業利益は同77.4%増加の377億円だった。「北京商報」が伝えた。

同期の中華圏の売上高は同約2%増加した。中国市場では、営業組織体制の見直しを進める過程において中価格帯ブランドの売上が同約25%減少したが、ヘアケアなどのパーソナルケアが伸長して同約30%増加し、高価格帯ブランドは同約31%増加した。資生堂によると、目下、中国業務の再構築を進めており、今年も引き続きプレステージ領域やEコマースを強化するとともに、コスメティクス事業の建て直しに取り組み、売上高1305億円を見込むという。

今後の戦略的目標については、15年度より中長期戦略「VISION 2020」を策定し、15年度から17年度までの最初の3年間を事業基盤の再構築の期間と位置づけ、ブランド価値向上のため、マーケティングやイノベーションを強化するとともに、それらを支える多様な人材の活用とグローバル組織の構築などに取り組んでいるという。

このような取り組みの結果、15年12月期決算の売上高は同12.6%増加の7631億円に達した。海外での売上高では、中国、アジア、米州、欧州の全市場で売上増を達成し、外貨に換算した調整後外貨増減率は5.4%、(円安が続くという前提で)日本円に換算した調整後増減率は13.3%の4662億円となった。

また日本事業の売上高は、中価格帯および高価格帯を中心としたブランド改革やインバウンド需要に対する積極的な対応により、同11.7%増加の2969億円に達した。営業利益は、売上増に伴う差益増に加え、費用の効率的な運用を進めたことなどにより、同77.4%増加の377億円となった。経常利益は、同64.8%増加の376億円だった。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年2月26日

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