2016年6月8日  
 

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日本の「懲罰的なしつけ」文化、もはや時代遅れか (2)

人民網日本語版 2016年06月07日16:13

▽「父親不在」の日本の教育

日本の子供は小さい頃から「人に迷惑をかけてはいけない」と教えられて育つ。日本の親は日常生活で絶えずこの言葉を口にする。

このような教育の結果、日本社会では道徳に対する要求が高まり、道徳を守れない人、周りに迷惑をかける人は最も嫌われ、信頼されず、社会全体から排斥されることもある。日本の親は、子供が公共の場で間違った行為をすると非常に恥ずかしく重い、厳しくしかり、しつける。これこそが、日本の家庭で長期的に存在してきた懲罰の文化だ。

日本の教育専門家は、今回の北海道の男児失踪事件によって、日本の家庭教育における「父親不在」の問題が再び浮き彫りになったと指摘する。現代の日本家庭は「父親不在」の時代と言われる。父親は毎日仕事で忙しく、家にいる時間が少ない。子供の教育にとって父親は欠かせない存在であり、子供は世界観、社会観などを主に父親から学ぶ。ゆえに、家にいる時間が短く、子供や家族との接触が減ることは、子供の成長にとって不利だ。特に子供の接触が少ない父親は、子供の成長過程をよく知ることができない。ゆえに、子供が間違いを犯した場合に単純で乱暴な罰を与えてしまいがちになるという。(編集SN)

「人民網日本語版」2016年6月7日


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