アリババと国家品質検査総局は16日、国による品質保証にもとづくプラットフォームのデータ連結を完成させた。アリババ傘下の天猫(Tian Mao)家電モールは手始めにブランド100社と提携し、「百強電気製品品質連盟」を共同で設立した。ブランド側は、国家基準を上回る製品品質を保証し、最も厳しい「誓約書」を打ち立てることで、万が一商品が品質基準をクリアしていない場合は、購入額の2倍を賠償することに同意した。京華時報が伝えた。
品質が保証されたブランドは、「品質保証」という特別なマークを商品に表示すると同時に、商品ページに詳細を記載する。品質連盟に加入したブランドは、小型家電の場合、修理は行わず直接商品を交換し、大型家電については10年間の保証期間がつく。また抜き打ち検査に2回不合格となった場合は、ただちにネットショップから撤退させられる。消費者が、品質が保証内容と合致しないことを示す第三者による検査報告を提示した場合は、購入額の2倍を賠償することを保証する。
購入額の2倍を賠償とは具体的に、売り手が消費者に商品購入額を返金し、さらに商品購入額に相当する賠償金を支払い、検査などにかかった費用も負担することを指す。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年6月17日
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