三重県四日市港の取扱貨物量は、日本国内で第10位。同港では最近、中国経済の成長鈍化が顕著になりつつある。三重県の鈴木英敬知事(41)は、「ここから出入りする中国の貨物は減っている」としながらも、「中国市場の重要性は変わっていない。経済発展には起伏がつきもので、中国経済の減速は一時的なものだろう。今こそ、中国と連携し、良い関係を築くべき時」との見方を示す。中国日報網が報じた。
このような考えに基づき、鈴木知事は今月6月26日と27日に天津と北京を訪問する予定だ。
三重県は5月末に先進国(G7)首脳会議の開催地となり、その知名度が大いに上がった。鈴木知事は、「現在、中国人観光客が日本に押し寄せている。中国の旅行会社を訪問して、当県の観光資源を紹介する予定だ」と語る。
2015年、外国人観光客約30万人が三重県を訪問し、うち12万人が中国人だった。同県は10年、日本国内において訪れた観光客数ランキングで4位にまで順位を上げた。15年7月、日本政府が同県の伊勢志摩でG7首脳会議を開催すると発表してから同年12月までの半年の間に、同県の観光客数は増加し、日本の各県のうち、観光客数の増加が最も著しい県となった。
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