広東省教育庁は29日、「小中高生の制服の着用に関する規範(試行)」を通達した。 制服のタイプやデザイン、製作などの基本的な原則のほか、着用や組み合わせに関する規定も制定している。羊城晩報が報じた。
規範によると、学生はさまざまシーンに応じて、正装、平服、運動着を着用しなければならない。例えば、国旗掲揚や記念式典などでは、原則として、統一して正装、または平服を着用しなければならない。また、体育の授業の際には、統一して運動着を着用しなければならない。制服のデザイン、製作の主な原則は、安全で着心地の良いものであると同時に、経済的、実用的、シンプルな外観であることだ。
また、規範は、学生は学校にいる間や課外授業などの時に、制服をきちんと着用しなければならず、何かを書き加えたりデザインを変えたりしてはならないとしている。そして、ズボンの長さは、最も長くて靴の上、最も短くて足根骨までとされているほか、スカートの長さは膝付近で、膝より10センチ以上上であってはならないと規定されている。膝より下である場合は問題なく、スカートの形は「A型」とされている。その他、冬の寒い時期には、学生は制服以外に、自分で選んだセーターやコートなどを着用することができる。
規定に反した場合について、規範は、「学校の規定に反した場合、特別な理由がない限り、教師は学校の関係規定に基づいて、保護者に連絡して、規定に沿う制服を学校に持ってきてもらうか、翌日から規定に沿う着用をするよう求めること」としている。 (編集KN)
「人民網日本語版」2016年3月31日