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「銀魂」が実写化 作者「豪華なコスプレ大会」

人民網日本語版 2016年07月04日10:07

アニメファンは、「実写化」と聞くと、喜びと悲しみが入り混じった複雑な気持ちになる。過去に実写化されたアニメを見ると、現実的な恋愛やキャンパスをテーマにした作品の場合は、好評を得られやすいがSFやアドベンチャーなどをテーマにした作品は、賛否が真っ二つに分かれることが多い。6月30日、またも漫画実写化のニュースが発表された。その漫画とはドタバタギャグで有名な「銀魂」だ。杭州日報が報じた。

作者の空知英秋氏は「ちょっと豪華なコスプレ大会位の温かい目で見守って」

このニュースを聞いた「銀魂」ファンは当然のことながら拒絶反応を示した。なぜなら「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」と言われる「銀魂」の世界観があまりに突飛であるためで、そのストーリーの設定もハチャメチャだからだ。武士やチャイナ風の服を着た少女、大きな犬が日本の幕末の街を歩いていて角を曲がると空中にUFOが、という具合。主人公たちもアニメ1話分の中で10分間ほどは「世界を救う」という任務を果たすものの、残りのほとんどがドタバタギャグに占められている。作者である空知英秋氏は、「銀魂」が連載されている週刊少年ジャンプで実写化を発表し、俳優の小栗旬が坂田銀時を演じることを明らかにしたほか、監督は「勇者ヨシヒコと魔王の城」や「HK 変態仮面」の福田雄一監督で、2017年の封切りを目指すとしている。

「実写化は漫画のイメージを損なう」というファンの嘆きに対して、空知氏は「福田監督は『勇者ヨシヒコ』でコスプレ感丸出しながらそんなのお構い無しで物語に引き込み爆笑させてくれる豪腕ぶりを見た。小栗旬くんも『クローズ』でカッコ良かった。今回の実写化は2つの邪悪な才能を抹殺するにはいい機会」と冷静にコメント。そして「ちょっと豪華なコスプレ大会位の温かい目で見守ってくれると幸い」としている。

「銀魂」のほか、最近では「東京喰種」や「鋼の錬金術師」、「ジョジョの奇妙な冒険」などの人気漫画の実施化も発表されている。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年7月4日 

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