第16回国際触媒会議(International Congress on Catalysis)が3日から8日にかけて、北京国家会議センターで開かれる。同大会が中国で開催されるのは今回が初めてだ。今年のテーマは触媒による世界の持続可能な開発の推進で、議題には化石エネルギーのクリーンで効果的な利用、再生可能なエネルギー、環境汚染を防止する低炭素型経済モデルなどの触媒科学技術が含まれる。また世界の触媒科学技術の最新の研究成果を展示し、50ヵ国以上の2500人以上が出席する。人民網が伝えた。
触媒技術は現代化学工業の礎であり、石油化学工業の8割以上が触媒科学技術に関わる。触媒技術はエネルギー、環境、資源利用、ナノ材料、バイオ技術、薬剤合成など数多くの分野でも、極めて重要な地位を占めている。先進国において、触媒技術のGDPへの寄与度は20%以上に達する。触媒は現代人類社会の、持続可能な開発を支える重要な学問なのだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年7月7日
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