ネイチャー誌のウェブサイトは20日、2016年ネイチャー・インデックスを発表した。中国科学院は世界の科学研究機関ランキングで首位をキープした。国・地域別ランキングで、中国は依然として米国に次ぐ2位となったが、上位10カ国・地域のうち伸び率が最大だった。新華社が伝えた。
2016年ランキングはWeighted Fractional Count(WFC)に基づき、世界の科学研究機関、国と地域、中心的な学科、大学・企業などの、昨年通年の業績を評価した。
世界の科学研究機関ランキングのうち、中国科学院は1357.82ポイントで首位をキープした。このポイントは、2位の米ハーバード大学(772.33ポイント)の2倍弱。しかし全体的に見ると、中国科学院、6位の東京大学以外にトップ10入りした8つの研究機関は、いずれも欧米の研究機関であり、昔から科学研究に強いこれらの地域が強さを維持した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年4月22日