外交部(外務省)の洪磊報道官は7日の定例記者会見で「米政府高官、国会議員が蔡英文氏と接触したことに対し、中国は強い不満と断固たる反対を表明し、すでに米側に厳正な申し入れを行なった」と表明した。
【記者】報道によると、蔡英文氏がアメリカを「経由」していた期間中、様々な形で多くの米国会議員と接触し、米関係当局の高官や国会の指導者と電話会談したという。これについてコメントは。
【洪磊報道官】中国は一貫して「1つの中国」の原則を堅持して、台湾地区の対外往来問題を処理している。米政府高官や国会議員が蔡英文氏と接触したことに対し、中国は強い不満と断固たる反対を表明し、すでに米側に厳正な申し入れを行なった。われわれは米側に対して「1つの中国」政策、中米間の3つの共同声明の原則、および「台湾独立」に反対するとの約束を順守し、台湾地区に関わる問題を慎重に処理し、台湾地区とのいかなる形の公式接触も停止し、「台湾独立」分裂勢力に誤ったメッセージを発することや中米関係を損なうことをしないように促す。(編集LX)
「人民網日本語版」2016年7月8日
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