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外交部、英イラク戦争報告について「平和かき乱してはならない」

人民網日本語版 2016年07月08日15:29

外交部(外務省)の洪磊報道官は7日、英国がこのほど発表したイラク戦争を検証した報告書について、「いかなる政府の重要な対外政策の決定にあたっても国際法を尊重し遵守しなければならない。己の私欲のためにいわゆる国際ルールの名を借りて地域の平和安定をかき乱してはならない」と表明した。

同日に行われた記者会見で、記者から、「報道によると、英国政府に委任されたイラク戦争の独立調査委員会(チルコット委員会)は報告書を発表し、英国のブレア政権は誤った情報に基づいて米国が主導するイラク侵攻に参加したとの見方を示した。キャメロン首相は、『ここから教訓をくみ取るべき。米国があらゆることについて常に正しいとは限らない』と述べた。また英労働党のジェレミー・コービン党首は、『国際連合が認めない戦争は危険だ。イラク戦争はテロリズムを中東に伝播した』という。中国はどのように考えるか」との質問が上がった。

洪報道官は、「中国は英国の報告書や関係者の動きに注目している。イラク戦争の理非曲直や後遺症は何も目新しいことではない」と述べた。

また洪報道官は、「この報告書があらためて示すように、いかなる国の行動でも、いかなる政府の重要な対外政策の決定にあたっても、国際法を尊重し遵守しなければならない。国際法の御旗を掲げて国際法を違反すべきではなく、また己の私欲のために、いわゆる国際ルールの名を借りて地域の平和安定をかき乱してはならない」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年7月8日

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最新コメント

竹田 真吾   2016-07-0958.157.98.*
国連憲章は、すべての国家の平和共存こそが、世界平和の大前提であると明記しているが、その後のアメリカは戦争に次ぐ戦争を繰り広げてきた。なにしろ戦争を経済振興に利用するような国家であり、国民をそれを当然視しているような戦争経済国家であると言える。ヒラリーのまた、北アフリカや中東で軍事介入をして、一帯の独裁国家を転覆し続けた。国連憲章も世界平和も無視している悪党だが、そろそろ国際社会はこのような連中を封じこめるべき時がきているのではないだろうか。海外への軍事展開を批判する、暴言王のトランプ氏や支持者を裏切ってヒラリーに擦り寄ったサンダース氏らも、このような歴史的反省の系譜で登場してきた人物だろうが、アメリカには、もっとマシな政治家はいないのだろうか?