北京市社会科学院と社会科学文献出版社は6日、「北京社会発展報告(2015~2016)」というタイトルの青書を共同で発表した。青書は「北京市のサラリーマンは、仕事や精神、住宅、家庭生活という4大ストレスにさらされている。このうち、住宅や介護、子供の入学に関するストレスよりも、精神的なストレスが最も大きいと感じている人は2割に上っており、新しい社会問題となっている」と指摘している。中国新聞網が伝えた。
調査結果を見ると、北京市のサラリーマンは、年齢層が若く、政治や文化的素養が高い、職業の分化傾向が加速しているという三つの大きな特徴がある。
まず、サラリーマンの年齢については、平均年齢は36.33歳、うち女性の平均年齢は35.45歳、男性は37歳だった。出生年代別にみると、1980年代生まれと1970年代生まれが、北京のサラリーマンの大半を占めており、それぞれの割合は、80年代生まれが41.8%、70年代生まれが26.8%だった。
政治的な角度から見た場合、共産党員は37.5%、共産主義青年団団員は13.9%、民主党派は0.7%、一般大衆は47.7%、その他は0.1%をそれぞれ占め、北京のサラリーマンは全体的に政治的素養が高い傾向がうかがえる。
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