今大会の試合のほとんどが、北京時間で深夜の時間帯に行われた結果、サポーターの就寝時間が乱れることに。百度地図の住宅エリア位置、検索、生活サービスなど各データを総合的に分析した結果、一部のサポーターは、午後8時から9時ごろに早めにベッドに入り、午前0時あるいは午前3時ごろに再び起き出し、生中継の試合を観戦するという状況が明らかになった。また、全天候型「待機」状態のサポーターもおり、彼らは1日中忙しく働いた後、帰宅して引き続き徹夜して自分のお気に入りのチームを応援するという生活を送っている。
だが、どのタイプのサポーターであろうと、夜を徹して観戦するとなると、「眠気」には勝つのは容易ではなく、どうしてもコーヒーに助けを求めざるを得なくなる。
百度外買の統計データによると、ユーロ2016開催中、マックカフェ、パシフィックコーヒー、Costa、zoo coffeeなど各コーヒーブランドのテイクアウト受注量は軒並み約20%増加し、新規ユーザーも45%増えた。たとえば、パシフィックコーヒーの1日あたり受注量は前期比25%、営業額は同28%、それぞれ増加した。
○「ピリ辛ザリガニ」は、ユーロ2016「観戦の友」?
徹夜して観戦となると、当然のことながら、「おつまみ」が欲しくなる。夜食の種類別にみると、以前から人気が高い定番の「串焼きとビール」という組み合わせや、昨年流行した「ビールとフライトチキン」でもなく、今年は「ピリ辛ザリガニとビール」のコンビが、サポーターの間で新たな人気を博している。
北京・上海における深夜の人気テイクアウト商品ランキングトップ5は順に、ザリガニ・飲料(ビール、アイスティー)、串焼き、スーパーのおつまみ、滷味(醤油とスパイスの煮込み料理)だった。伝統的な飲食文化の影響が色濃い広州のトップ5は順に、ザリガニ、串焼き、砂鍋粥、スーパーのおつまみ、滷味となっている。
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