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リモートセンシング衛星地上基地、量子衛星「墨子号」のデータを初受信

人民網日本語版 2016年08月19日15:13

中国科学院が発表した情報によると、中国科学院リモートセンシング・デジタル地球研究所の中国リモートセンシング衛星地上基地「密雲基地」は、量子衛星「墨子号」の初の軌道上データを23周目で追跡・受信し、これを中国科学院国家宇宙科学センターにリアルタイムで伝送した。墨子号の初の軌道上の任務は約7分間で、約202MBのデータが受信された。検証によると、衛星のデータの質は良好だという。人民日報が伝えた。

量子衛星は中国科学院宇宙科学先導特別プロジェクト第1陣の科学実験衛星の一つで、衛星・地球間高速量子暗号通信実験を行い、これを踏まえたうえで広域量子暗号ネットワーク実験を行い、宇宙量子通信の実用化で重大な進展を目指す。中国リモートセンシング衛星地上基地の密雲基地、喀什(カシュガル)基地、三亜基地が、墨子号のデータ受信任務を担う。

量子科学実験衛星「墨子号」は暗黒物質粒子探査衛星「悟空号」、微小重力科学実験衛星「実践10号」に続き打ち上げられた、中国宇宙科学衛星シリーズの3基目の衛星だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年8月19日

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