ブラジル紙「オ・グローボ」が15日に伝えたところによると、2016年リオ五輪の競技日程が半分終了すると、リオデジャネイロの五輪ショップは五輪グッズを相次いで値下げし始めた。オフィシャルショップも、個人商店も、「リオ2016」のロゴの入った記念グッズを値下げしているという。
報道によると、リオ五輪公式マスコットのビニシウスやブラジル代表団マスコットのジンガのぬいぐるみも値段が下がった。五輪開始時に115レアル(1レアルは約31.5円)だったぬいぐるみ小サイズが今では100レアルで買えるようになり、中サイズは定価180レアルが150レアルに値下がりした。
男性用・女性用のTシャツも値下がりした。現地の販売員は、「値下げの主な原因は、記念グッズが高すぎると消費者からたくさんの苦情が寄せられたため」としている。
ペルナンブーコ州から五輪観戦にやって来たエロディ・メディロスさんは、「五輪記念グッズ店で売っている商品は価格が高すぎる。店自体は悪くないし、きれいだが、中で売っている商品は高すぎる。ブラジル現地の人にとっても、海外からの観光客にしても、この価格が購買力をはるかに超えたものであることは確かだ」と話した。
一方、記念グッズ販売店から出てきた観光客のエリック・ベレッタさんは、「五輪という唯一無二の一大イベントはお金を使う価値があるものだ。五輪商品にはお金を出す価値がある。こんなかけがえのないイベントで、記念品を買うことには意味がある」と話した。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年8月16日
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