リオ五輪卓球女子団体決勝の中国対ドイツ戦は、試合開始からわずか1時間半で中国が3対0でドイツに圧勝し、前大会に続き金メダルを手中に収めた。中国新聞網が報じた。
女子団体の3連覇優勝は喜ばしいことには違いないが、4年後の東京五輪はもしかしたらこれほど楽には勝てないかもしれないと孔令輝監督はみている。李暁霞選手は、今大会を最後に引退を予定している。また、2020年には、劉詩■選手(■は雨かんみりに文)は30歳、丁寧選手は29歳になり、そこまで引き続き活躍していられるかもまだわからない。孔監督は「もし、メンバーを一新して主催国の日本と対戦した場合、かなり拮抗した試合となるだろう」とコメントしている。
実際、日本は東京五輪で王者である中国に挑むため、早くからチームの全体計画を練り、多くの若手選手を育成してきた。孔監督は「彼らは確かに伸びてはいるものの、中国の脅威となり得る存在ではない。なぜなら中国の若手選手も同じ年代で比べると、その実力はまだまだ1枚も2枚も上手だからだ」と語っている。だが、試合に参加するチャンスという点では、中国の若手選手は日本選手には及ばないことを孔監督も認めている。
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