2016年9月2日  
 

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人民網日本語版>>政治

中国の指導力を目撃するG20サミット (2)

人民網日本語版 2016年09月01日15:11

第3に、杭州サミットは中国の自信を伝える。現在、世界経済は全体的に低迷し、人々は懸念や悲観を抱いている。金融危機からすでに8年が経つが、切望される力強い回復はいつになるか分からない。主要エコノミーのマクロ経済政策の分裂、保護貿易主義の台頭が人々の自信を蝕んでいる。中国が今年のG20サミットを託された独特な優勢は大変明らかだ。すなわち、中国は依然中・高度成長を維持している主要エコノミーであり、30年余りの改革開放の経験もあり、これを世界と分かち合うことで、中国の案を世界の案に変え、世界経済の成長に新たな活力を与えることができる。中国は現在の世界経済の病巣には対症療法と根本的療法の双方が必要だと考える。金融危機が襲った際、各国はいずれも「西洋医学の手術」で対処し、景気刺激または量的緩和政策を講じた。その後遺症は明らかだ。現在は「中国医学による養生」が必要だ。構造改革を行なってこそ、根本的な解決となる。この考え方はG20のモデル転換推進の助けとなる。

要するに、G20は最も多忙な多国間外交の場であり、杭州サミットは中国にとって今年最も価値のあるホームグラウンド外交となる。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年9月1日


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