▽女性の投資が多様化
データによると、インターネットファイナンスの投資家をみると、財務・会計関係者の参入が加速し、中でも女性の投資家がすでに主力になっているという。ネットファイナンスの第三者研究機関の多米網とネットファイナンスプラットフォームの友金所が共同で発表したインターネットファイナンス投資報告書によると、ネットファイナンスの投資家のうち、女性が54.65%に上り半数を占めるという。
友金所の李昌国社長は、「財務・会計関係者は教育レベルが高く、財務計画と投資管理をこなし、一連のリスクの管理コントロールも理解している。女性が多いため、調査対象となったネットファイナンス投資家も女性の占める割合が高かった。弊社のプラットフォームの投資家では、30歳以上の割合が60%に達し、女性は70%に迫る」と話す。
ベンチャー投資産業も女性に接近し始めている。深センでは初の女性経済投資機関・紅秀資本がこのほど設立された。女性という新たな経済資本のベンチャー投資事業を主に手がけるという。同機関関連部門の責任者は、「2014年に世界の女性の収入総額は18兆ドル(約1859兆9400億円)に達し、中国の女性消費者も4億8千万人に達した。女性経済の発展は自然な成り行きだ」と話す。
▽中産階級女性が最も勢いある投資家
資産運用商品の選択と購入で、女性の大部分が安全性、収益性、流動性を最も重要な検討要因に挙げる。そこでインターネットでの資産運用と銀行預金が女性の資産管理の筆頭に上がることになる。
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