抗戦文物資料展示
中国は9月3日を「抗日戦争勝利記念日」と定めている。この日、中国各地で様々な形式によるイベントが行われ、抗日戦争勝利71周年を記念し、平和の声を届けようとしている。新華社が伝えた。
北京市では抗日戦争勝利71周年を記念して、社会各界から寄贈された抗戦文物資料を中国人民抗日戦争記念館で展示するイベントが行われた。この展示では500点(セット)以上の文物資料すべてが今回初公開となり、なかには抗日戦争で戦ったヤコブ・ローゼンフェルド氏の生前の品や、日本軍が印刷した軍事機密文書や侵略戦争時に作成した地図なども含まれている。
江蘇省南京市では、3日、中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館の「3つの必勝」展示室内で詩の朗読会が行われ、来場者は朗読された詩の数々に心を震わせた。同イベントには記念館を訪れた来館者、南京市詩歌朗読愛好者、南京民間抗戦史学研究者、南京愛国主義教育基地学生団体ら約300人が集まった。
湖南省の14の市や自治州で「老兵を撮影し、英雄の姿を残そう」をテーマにした公益活動が展開された。同イベントは湖南省省内に存命している抗戦老兵1500人の手形や写真を残し、これらを南京中国抗戦博物館や四川建川博物館、■江抗戦勝利記念館(■は草かんむりに止)に寄贈し、永久保存してもらうという。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年9月4日
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