9月1日に正式開放されたG20 杭州サミットプレスセンター。プレスセンター内のブースでボランティアに「習近平、国政運営を語る」の書籍について質問する外国人記者(人民日報記者焦翔撮影)。
風光明美な水郷である浙江省杭州市、ここで間もなくG20第11回サミットが始まる。街の各所では青地の広告パネルを目にすることができ、いずれも中国語と英語で「ホスト国としてG20を成功させよう」、「G20のホスト国を務めあげよう」といったスローガンが白い文字でくっきりと描かれているほか、杭州の有名な観光地もロゴとして添えられており、G20を迎えるにあたっての同市の歓迎ぶりが見てとれる。人民日報が伝えた。
同市に足を踏み入れると、サミット会場だけでなく、ホテルのコンシェルジェ、西湖周辺に設置されているボランティアサービスステーション、空港など至る所で、G20杭州サミットのボランティアたちがそれぞれの持ち場についているのを目にすることができる。開催期間中はボランティア4021人が様々なサービス業務を担当し、末端から安全を支える堅固な長城として、世界に向けて彼らのにこやかな笑顔と心のこもったサービスを提供する。
杭州を「特別」な都市にした企業があるとするなら、それは紛れもなく「アリババ」だ。各国メディアが争って取材するこの企業は、この一年の間に世界経済がその回復で紆余曲折する中、取引額と売り上げの両方で力強い成長を見せ、その成長幅と持続力がウォール街の予想を上回り、消費経済と科学技術駆動によるサービス業の大いなる柔軟性と潜在力を見せた。杭州サミットのチャンスを利用して、多くの海外要人がアリババの訪問を希望すると表明しており、自国製品の市場をアリババのプラットフォームを通じてさらに拡大させていきたいと希望している。
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