ケンタッキーフライドチキンやピザハットなどファーストフードブランドの親会社である米ヤム・ブランズ社が2日、同社の中国における経営を担当する百勝中国をグループの中から独立させ、独立した会社としてニューヨーク証券取引所で上場することを発表した。同時に、独立後の百勝中国は春華資本とアリババの金融子会社アント・ファイナンシャル・サービス・グループから合計4億6千万ドル(1ドルは約103円)の投資を受ける。そして春華資本集団の創業者である胡祖六氏が百勝中国の董事会の非執行董事長をつとめる。北京青年報が伝えた。
11月1日より、百勝中国はアメリカ本社のヤム・ブランズから独立し、単独でニューヨーク証券取引所で上場する。独立後、百勝中国は同社ファーストフードブランドであるケンタッキーフライドチキン、ピザハット、タコベルの中国国内におけるフランチャイズ経営権を手に入れる。タコベルはメキシコ料理のファーストフードで、2003年に中国に進出したものの、2008年には撤退している。
また、米ヤム・ブランズ社は春華資本とアント・ファイナンシャルがそれぞれ百勝中国に4億1000万ドルと5000万ドルを投資したことを公表した。しかし最終的な二者の株式の取得数は上場後の株価により決まるということだ。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年9月4日
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