2016年10月8日  
 

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映画と二次元がコラボするとどうなる? (4)

人民網日本語版 2016年10月08日10:00

中国の二次元ファン

日本のACG作品が中国に進出して以降、二次元文化は少しずつ、中国の若者に受け入れられ、愛されるようになった。中国のACG作品のファンのほとんどが、日本のアニメを見て成長した「80後(80年代生まれ)」や「90後(90年代生まれ)」の若者で、そこにネットが一気に普及した時期に成長した「00後(2000年代生まれ)」が加わっている。既に社会に出ている前者が、二次元のDNAと経済的ベースを備えているというのなら、後者は、より多元化した商品や形式に接触している。

このような若者は、独特の価値観や考え方を持っており、独特の言葉を使ったり、行動をしたりする。そして、「二次元の世界」が最も素晴らしく、心のよりどころとなっていると考えており、一種の「信仰」と見なす人さえいる。そのような若者は普段おとなしく、恥ずかしがりやかもしれないが、アニメの祭典などになると、自分の好きなキャラクターのコスプレをして、いろんなポーズをしながら、記念撮影の要求に応える。そして、日本のアニメを見ながら、再生中の動画にコメントを流す機能を使い、ツッコミを入れたり、「2333(大笑い)」などの二次元用語を使ったりするのが好きだ。

そのような若者たちは高い壁を作りがちで、二次元のファンではない人たちは彼らの態度を排他的と感じてしまうかもしれない。しかし、実際には、二次元のファンと、米国ドラマや韓国ドラマのファンは、本質的に変わりはなく、前者は単に、二次元文化がもたらしてくれる楽しみと幻想的な世界を好み、それを日常の娯楽の一環と見なしているにすぎない。


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