2016年6月8日  
 

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二次元関連の面白グッズがネットショッピングで大人気

人民網日本語版 2016年06月08日15:32

「脳洞(脳内補完)」、「前方高能(来るぞ来るぞ!)」といった二次元(アニメ)流行語が拡大し、若い人々の口癖になった今、二次元というマイノリティー文化はだんだんと主流になりつつある。二次元文化に対して、支持する人もいれば攻撃する人もいるが、どんな反応をしようと、二次元がいまや資本市場が熱い視線を注ぐ「トップスター」になったことは、もはや誰も否定できない。北京日報が報じた。

王凱■(■は音へんに欠)さんは今年18歳になる。受験票を握りしめて大学入試の試験会場に入る同年齢の人々を横目に、彼女は別の道を選んだ。ショッピングアプリ「神奇(魔訶不思議)百貨」を立ち上げ、CEOに就任したのだ。「柴犬斜めかけバッグ」「さんまクッション」「ゴシック風シャーリングワンピース」など、このアプリで飛ぶように売れる二次元グッズは、多くの1970年代生まれや1980年代生まれにとって「奇妙」なだけではなく、本当に「不思議な」ものばかりだ。

王さんは、ロードショー(株式公開前の会社説明会)の会場で、「私はみなさんに、95後(1995年から1999年生まれ)を相手に大儲けしていただきます!」と、投資家を相手に自信満々にアピール、その場で1500万元(1元は約16.3円)の融資を獲得し、その後融資額は2千万元に増えた。QQ空間のセレクトショップから始まり、「神奇百貨」を設立するまで、王さんはずっと1995年以降生まれや2000年代生まれの消費市場に的を絞り続けた。「彼らは遊ぶこと、ツッコむこと、シェアすることが大好き。日常生活での主な消費の対象はアニメ・漫画、お気に入りのスター、ゲーム、おやつで、価格はほとんど気にしない」と話す王さんは、二次元関連グッズを突破口に、わずか3カ月で「神奇百貨」の登録ユーザーを30万人に増やし、売り上げは1千万近くに達した。


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