「ダブル11」(11月11日のショッピングイベント)に続き、アリババ(阿里巴巴)は「ブラックフライデー」市場にも触手を伸ばし始めた。天猫国際(Tmallグローバル)が28日に発表した「戦績報告」によると、ブラックフライデーのセール初日にあたる25日の午前7時2分現在、天猫国際プラットフォームの取引額は2015年の同日全体の取引額を突破した。実際、天猫国際は国内外の企業と消費者を結ぶアリババの主要な「陣地」であり、アリババは早くもダブル11に先だち、米百貨店のメイシーズやターゲットといった国際的小売大手企業との相互に連動した動きを次々に繰り出してきた。こうした小売企業は海外のブラックフライデーにおける主力プレーヤーだ。「北京商報」が伝えた。
昨年のブラックフライデーと比較すると、天猫国際とその海外パートナーたちの進歩が際だつ。天猫国際が提供したデータをみると、25日午前7時2分現在、天猫国際の売上高は昨年の同日全体の売上高を突破した。セール期間中、米ターゲットは自社ブランド・アーチャーファームズの瓶入りクランベリー・ミックスナッツを約7千個売り上げ、総重量が5.7トンに達したほか、米ベビー用品ブランド・フィッシャープライスの「あんよでキック4WAYピアノジム」を1147台販売した。日本の伊勢丹の店舗では客単価が1千元(約1万6245円)を超えた。天猫国際と最も長く提携関係を結ぶメイシーズでは、セール期間中の取引量が前年の5倍に増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年11月29日
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