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人民網日本語版>>経済

中国人が米独日まで行って自国製品を買うのはなぜ?

人民網日本語版 2016年10月25日08:29

高品質で安全で信頼できる。これが多くの中国人消費者が海外の日用消費財に抱く印象だ。だが苦労してはるばる海外から運んできた製品の多くが、なんと「メードインチャイナ」だったことに気がつく消費者も少なくない。中国企業には高い水準の生産能力があるのだから、中国人消費者が国内で海外の消費者と同レベルの製品を享受できるようにするにはどうすればよいか。国内で販売されている製品が海外で販売されている製品と同じ高いレベルにならないのはなぜか。人民日報が伝えた。

▽「自国製品を海外から運ぶ」怪現象はどうしたらなくなるか

海外出張の多い唐さんは友達の間で人気者になっている。日本製の虫除けパッチやアイマスクといった小さな日用品、ドイツ製の台所用品、オランダ製の粉ミルク……。「友人にはありとあらゆる日用品を海外から買ってきてほしいと言われる」という。

唐さんが徐々にわかったことは、自分の運ぶ製品の多くは海外で売られているものだが、中国で製造されたものだということだ。唐さんは、「苦労して友達のために便座を持ち帰ったが、メディアの報道で、自分が運んできたのが(浙江省)杭州市で製造されたものらしいと知った。千里の距離も顧みずに買ってきたものにはドイツで売られていたやかん、米国で売っていた電動歯ブラシなどがあるが、実際にはどれも中国企業の作ったものだった」と話す。

国家認証認可監督管理委員会関連当局の責任者は、「中国と一連の発達した国とでは発展段階や発展水準に開きがある。一時期から『メードインチャイナ』は国内で売られているものと輸出されるものに客観的にみてある程度の『品質の差』が存在するようになり、多くの消費者が『海外から持ち帰った製品』や『対外貿易用の製品』を好むのは、こうした理由によるところが大きい」と話す。


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コメント

最新コメント

中川 清三   2016-10-26125.53.124.*
 「自国製品を海外から運ぶ怪現象はどうしたらなくなるのか」という記事を見て、腹を抱えて笑ってしまうほど面白かった。7~8年ほど前の日本の《百均=百円ショップ》では中国製の雑貨や小物が沢山売られて、その当時は安かろう悪かろうと妙に納得する自分がいた。しかし最近の百均では中国製が日本製に代わって、中国製は品質の良いものに絞られている。 近年になり訪日中国人が百均に来るようになり、ドラッグストアーと同じように百均にも沢山の中国人がきて大量に買っている。日本には最大手の「ダイソー」があり、そのダイソーが中国に進出し規模拡大中だが、いま中国で珍現象が起きていると産経新聞が報じていた。内容は北京のダイソーにきた中国人客は、わざわざ高い代金払ってメイドインチャイナの品物を買っていく、同じ物が北京市内の雑貨店に安く売られているのに、何故か日本の百均にきて高い物を買う様子が珍現象だと書いてあった。 理由はたぶん、中国人は中国製の品質を疑っている、同じ中国製の物を日本人のバイヤーが見て 良い物 と判断してショップに陳列してあるからダイソーを信用したのだろう、値段は10倍も高かったそうだ。 又最近は日本製の中古品がアジアや中東・アフリカで人気に火が付き、ビルの建築ラッシュで賑わうフリッピンでは、日本製の机イス等の事務用品や中古自転車が飛ぶように売れているとテレビの報道で知った。特にオフィースで使うイスが違ったデザインや色違いでも日本製が良いと、新しいオフィースで中古の色違いの物が使われていた。自転車も「日本人が使っていた物」というだけで、中国製や韓国製の新品より日本の中古品が好まれている。訳は日本製の中古品は壊れないからだと言っていた。

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