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人民網日本語版>>経済

春運をビッグデータで予測、主力はやはり列車

人民網日本語版 2016年12月30日08:53

春運(春節<旧正月>の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制、17年の春節は1月28日)は2016年より11日早く、この5年間で最も早い。国家発展改革委員会、中国交通運輸部(省)などの予想によると、今年の春運の全国乗客輸送量は、前年同期比2.3%増の延べ30億2800万人に達する。うち道路が1%増の延べ25億2000万人、鉄道が9.7%増の延べ3億5600万人。第一財経日報が伝えた。

中国大手旅行サイト・携程旅行網は、ユーザーによる近年の春運中の乗車券予約の関連データを分析し、今年の鉄道による帰省ラッシュは1月23−26日になると予想した。うち25日がピークとなる。Uターンラッシュは2月2−4日、及び11日(元宵節)から1−2日後となる。

配車サービス・滴滴出行とチケット予約サイト・飛猪が発表した「2017年春運移動ビッグデータ予測報告書」(以下「同報告書」)によると、乗車券の予約販売期間が短縮され、予約のピークが事前販売の時期と完全に重なるため、購入が難しくなる可能性がある。各種交通手段による帰省ラッシュは、連休前はまだ「秩序正しく分布」されるが、連休明けは重複する。また空港、駅、バス停などが、同時に繁忙期を迎える。

◆事前販売と予約のピークが重複

同報告書によると、春運の予約のピークは、交通手段によって大きく異なる。航空券のピークは早く、春節前の2ヶ月となる。バスは1週間前になりピークを迎える。

列車の乗車券は、例年ならば60日前から購入可能で、春節から40日前が予約のピークとなっていた。興味深いことに、例年のピークは予約開始初日ではなく、キャンセル待ちの一週間後に激しい争奪戦が展開されている。


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