日本の安倍晋三首相が真珠湾訪問によって「第2次大戦の歴史の完全な清算」を望んでいるとの報道について、外交部(外務省)の華春瑩報道官は27日の定例記者会見で「中国などアジア被害国との和解がなければ、日本の歴史のこの1ページがめくられることはない」と述べた。
【記者】共同通信社は、「寛容な心」と「歴史の和解」が安倍首相の真珠湾訪問のキーワードとなり、安倍首相は今回の訪問によって「第2次大戦の歴史の完全な清算」を望んでいると報じた。これについてコメントは。
【華報道官】真珠湾に「慰霊」に行けば第2次大戦の歴史を完全に清算できると思うのか?それは一方的な願望だろう。
忘れてはならない。世界反ファシズム戦争の東方の主戦場は中国にあり、中国の人々は世界反ファシズム戦争の勝利のために多大な民族的犠牲を払った。中国などアジア被害国との和解がなければ、日本の歴史のこの1ページがめくられることはない。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年12月28日
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