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「大食い王」を見てストレス解消する日本人

人民網日本語版 2016年12月29日16:01

「十二道鋒味(CHEF NIC)」や「姐姐好餓(S-style Show)」、「冷蔵庫をお願い」など、中国では現在、グルメ系バラエティ番組が増加している。お隣日本でも、コストが安いものの高視聴率となっているグルメ系バラエティ番組は、主婦層の間で好評を博して来た。多くの旅バラエティ番組なども、グルメをテーマにしている。中でもテレビ東京の「元祖!大食い王決定戦」は、テレビ史上でも数少ない長寿番組で、これまで27年近く放送が続いている。(文:盧戈。済南日報掲載)

大食い競技番組は、1989年から91年に「日曜ビッグスペシャル」枠の一企画として「全国大食い選手権」が放送され、視聴者から大きな反響を得て、92年から「大食い選手権」を独立したレギュラー番組として昇華させたのが長寿番組「TVチャンピオン」で、2005年からは、「元祖!大食い王決定戦」として、全国放送されるようになった。男女問わず参加でき、数々の予選を経て、決勝で食材を最も多く食べた選手が「大食い王」となる。連覇を果たすと「絶対王者」の称号も与えられる。近年は、年2回の新女王発掘戦や女王戦、最強戦などが行われ、毎回、10以上の同時ネット局、20以上の時差ネット局で放送。約10%という高視聴率を維持している。

「大食い王」の番組が人気を博している理由について、日本人は、「見ていて単純におもしろいから」と考えている。一方、社会評論家は、「自分の欲望や行動を抑えるというのが日本人の国民性。公の場で暴飲暴食することはあまりない。しかし、大食い王たちの食べっぷりは、日本人の道徳観念に反するものの、それが逆に、視聴者にとっては現実のストレスを忘れさせてくれる」と分析している。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年12月29日

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