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中国、世界最大の留学生供給源かつアジア最大の留学先に

人民網日本語版 2017年03月03日10:51

中国教育部(省)は1日、記者会見を開き、2012年の十八大(中国共産党第18次全国代表大会)以降の中国を出国する中国人留学生ならびに中国で学ぶ外国人留学生に関する業務報告を行った。統計データによると、2016年に中国を出国した中国人留学生と中国を訪れた外国人留学生は、同じようなペースで増加しており、中国は今や、世界最大の留学生供給源かつアジア最大の留学先となった。

 義烏市汚水処理センター大陳運営部で、汚水処理のプロセスを理解し、汚水処理技術を学ぶ、ベラルーシ・イラン・ヨルダンなどの国からやって来た義烏工商学院の留学生たち(2月27日撮影、写真出典:人民図片)。

〇出国留学生が留学帰国者を上回る「輸出超過」が次第に縮小

記者会見で発表された統計データによると、2016年、海外に出た中国人留学生の総数は54万4500人、各種留学から帰国した人の総数は43万2500人と、出国留学生と留学帰国者の割合は、2012年の1.46対1から2016年には1.26対1まで低下、出国留学生が留学帰国者を上回る「輸出超過」がだんだん縮小している傾向にある。おおまかな統計によると、中国人留学生の8割は、卒業後帰国してキャリア発展を目指す道を選択している。

地域別に見ると、海外に出る中国人留学生の留学先は、特定の国家にかなり集中している。2016年度、留学生の9割以上が米国・英国・オーストラリアなど10ヶ国に留学した。学歴別に見ると、2016年度の中国人留学生のうち、大学学部卒以上の学歴を持つ人が7割を占めた。

2016年に海外に出た中国人留学生のうち、私費留学生は計49万8200人、留学生総数の91.49%を占めた。2012年以降ずっと、私費留学生の割合は92%前後が続いており、「公費留学生主導、私費留学生主体」という留学構造がほぼ形成された。


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