漫画を原作にしたオーバーな演技はカット
日本ドラマの多くは漫画を原作とし、その演技などがオーバーであることが多いのは、漫画に対する美的感覚と無関係ではない。張さんは、「日本の表現方法は現実の形態から離脱し、独自の体系を形成している。そして、国民全体が明らかにアニメ化している。多くの人は現実の生活の中でもそうであるため、日本人はそのような表現の仕方を受け入れることができる。一方、中国人は比較的真面目で、現実の中で、滑稽な行動をする人は受け入れられない。もし、日本人の思考パターンのままだと、中国の視聴者からすると、自分の周りであまり目にしないことなので、あまりピンと来ない」と説明する。
王副総経理は、「一つはリメイクする際にフィルターにかけ、あまりにうさんくさかったり、理想化されていたりするシーンは、中国ではリアルさに欠けるため、カットする。そして、中国でも受け入れられるストーリーの素材を選び、リメークする。また、リメークの過程で、どのようにすれば中国人に受け入れてもらえるかを考える」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年3月9日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn