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刺繍するような正確さと細やかさでターゲットをしぼった貧困支援を

人民網日本語版 2017年03月12日15:53

四川省雅安市漢源県永利郷古路村の党支部書記の駱雲蓮代表は今回、わざわざ芦山地震の被災地再建の様子を撮影した写真を手にして、全国両会(全国人民代表大会・全国人民政治協商会議)に参加した。8日、駱代表は自身の発言の際、習近平総書記にこの被災地の新たな姿を披露した。習総書記はわざわざ席を立ち、写真を受け取り、じっくりと眺めながら「苦難からの再生が適って非常にうれしい」と語った。人民日報が伝えた。

習総書記は第12期全国人民代表大会第5回会議の四川代表団審議に参加した8日、「貧困脱却は正念場を越えた後、ますますその難しさや責任が増し、ターゲットをしぼった施策と細部にわたる作業が必要となる」と力強く語った。さらに「引き続き農村に派遣駐在する幹部の選出を続け、農村に関連する資金の取りまとめや貧困脱却事業への動員とその支援方式を改善し、誰を支援し、誰が支援するのか、どのように支援し、どのように貧困脱却を進めるか、全プロセスにおいてターゲットをしぼる必要があり、事業によっては刺繍を施すような正確さと細やかさが必要となる」と指摘した。

また「貧困に再び戻ってしまうことを防ぐのは、貧困脱却事業を継続することと同じくらい重要であり、すでに貧困のレッテルをはがした貧困県や貧困村、貧困家庭も、引き続き揺らぎのない貧困脱却にしていくために、健全で、安定した貧困脱却に長期的な効果を及ぼすメカニズムを構築し、貧困支援活動における形式主義を断固として阻止するといった行動を強化していかなければならない」とした。

貧困支援は今年の両会期間中において、代表委員たちが白熱した議論を展開している関心を集める話題の一つだ。

全国人大代表で貴州省党委員会書記、省人大常務委員会主任の陳敏爾氏は「実践が証明しているように、ターゲットをしぼるという点を貧困支援のターゲットと実行者、その方法と貧困脱却の方法という全プロセスに正確に適用し、党政部門から末端組織、社会的なパワーといった各方面で貫くことさえできれば、この貧困脱却事業という難しい戦いに科学的で、有効な、そして計画通りの勝利をおさめることができる」と指摘している。


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