ノーベル平和賞推薦状提出期限は毎年2月1日で、10月にノルウェーで受賞者が発表される。
これで、童氏は2015年から3年連続でノーベル平和賞の候補に挙がったことになる。これまでは単独での推薦だったものの、今年は小野寺氏とペアでの推薦となった。
21日、童氏は中国青年報の公式サイト中青在線の取材に対して、「初めて候補に挙がった時は、特別な思いはなく、ノーベル平和賞は遠い存在と感じていた。しかし、多くの中国や海外の人が次々に連絡をくれ、中国の民間人が賠償問題の解決に向けて努力を続けていることに注目していることを伝えたり、同情する声を寄せたりしてくれ、候補に挙がるというのは、自分個人のことではなく、中国の民族のことであるということに少しずつ気付くようになった。世界の一人でも多くの人に中国人の正義を訴える行動について知ってもらいたい」と語った。
また、今後の計画について、童氏は、「賠償請求を続ける。今年は南京大虐殺の発生から80年。引き続き日本政府に対して謝罪を求める。また、賠償請求に加わる人が増加しているため、国際的に中国人の権益を訴える方法の検討を強化したい」とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年3月23日
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