日本の北海道旭川東警察署は先月24日通報を受け、同市上川郡東川町東14号共同墓地にある、第二次世界大戦時に強制連行された中国人労働者たちを悼む慰霊碑の傍に置かれている地蔵菩薩像と門柱式の石などが、故意に破壊されていることを確認した。現在、警察は器物損壊罪として調査を進めている。
第二次世界大戦中、日本は侵略戦争を展開し、国内は深刻な労働力不足となった。1942年11月27日、当時の東条英機内閣が中国人を日本へ強制連行し、鉱業、運輸業、国防、土木建築業及び重要な工業の労働力に充てることを決定し、過重労働と非人道的な待遇で数多くの中国人労働者が犠牲となった。異郷の地で亡くなった中国人労働者を追悼するため、1972年に北海道東川町にこの慰霊碑が建てられた。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年8月4日
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