北京外国語大学の必要にマッチした講座
今回、三潴教授は北京外国語大学を訪問し、許さんに資格証明書を手渡したほか、同大学の日本語学部の学生を対象に3日間の講座を行った。その内容はもちろん、「論説体中国語読解力養成講座」から厳選したもので、学生と三潴教授は楽しく交流し、教室は活気にあふれた。
許さんは取材に対して、「論説体中国語読解力養成講座」の学習プロセスはとても斬新。細分化され、系統立てて学習できるそのスタイルは、難関を突破していくゲームに似ており、少しでも上のレベルを目指そうという気持ちが刺激される」と話した。大学院2年の曾広明さんも、「この講座を通して、新鮮な思いで『人民日報』を見るようになった」と感想を述べた。
北京外国語大学・日本語学部の宋剛准教授は取材に対して、「現在、中国の実力が継続的に強化され、政府が海外進出戦略を実施するにつれ、中国語を外国語に翻訳できる人材の育成強化が急務になっている。当校は普通の授業以外に、このような方法で、外部の資源を効果的に用い、学生に的を絞った授業を受けてもらっている。これはとても意義深いこと。また、当校は中国外交部(外務省)や商務部(省)などの国家機関に人材を輩出しており、『人民日報』を読み、それを翻訳することは学生にとって、政府の方針や経済の動向などの情報に早くから触れ、理解するのに役立つ。これも、当校の需要にマッチしている」との見方を示した。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年4月1日
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