掃除道具も見せてくれた
突然「時の人」となってしまい新津の生活も少し変わった。それでも、「生活は変わったけど、私の気持ちは変わっていない。私は清掃員で、落ちない汚れがあるととても悔しいので、なんとかしてそれを落とす」と新津さん。
15年中頃から、新津さんは清掃スタッフの監督として羽田空港の清掃員 700人を統括するようになったため、現場で清掃をする必要はなくなったものの、それまでと同じく、毎朝5時に起床し、1時間運動して、8時に会社に来ている。そして、仕事が始まる前に空港内を一周して、その日の仕事内容を決めている。さらに、帰宅後も「残業」をし、薬品を使った実験などをしている。「今年も去年と同じやり方で清掃していてはダメ。清掃も上達やイノベーションが必要」と新津さん。
新津は著書も数冊刊行しており、日本でよく売れている。最もよく売れている作品は販売数が20万冊近くになっており、中国で発売されている中国語版の作品もある。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年4月13日
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