中でも、最も印象深いのは、スペイン人がネットショッピングでウエディングドレスまで購入していること。「以前なら、スペイン人はコップ1つでもネットショップで買おうとしなかった。ウエディングドレスはとても重要なアイテムで、万が一サイズが合わなかったり、気に入らなかったりしたら困るので、以前ならネットショップで買う人は少なかった」という。
中国のネットショッピングアプリが流行するようになり、多くのスペイン人がネットショッピングの体験や商品情報などをフェイスブックなどのソーシャルサイトに投稿し、ネットユーザー同士が交流することで、ネットショッピングに対する心配点も解消され、多くの人がネットショッピングを行うようになった。
中国のeコマースはロシア人の生活スタイルも変えている。ロシアの通信社スプートニクの報道によると、16年、中国のネットショップがロシアのクロスボーダーオンライン取引総額に占める割合は52%に達している。
同じくAliExpressのカスタマーセンターのスタッフとして働いているロシア人によると、中国のダブル11(11月11日のネット通販イベント)のロシア語名は「国際ショッピングフェスティバル」。その日は、多くのロシア人にとって非常に重要な日で、カレンダーに印を付けておかなければならないほどだという。
■ショッピング以外にもゲームやイベントなどバラエティに富んだ体験提供
ネットショッピングがあまり普及していない地域では、中国のeコマースが現在、現地でネットショッピングの習慣を確立しようと努力している。一方、ネットショッピングが普及している地域では、中国のeコマースの発展の方向性をどのように定めればよいのだろう?
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