小型連休でも大型連休でも、「消費」が常に話題になる。第1四半期(1~3月)に消費の経済成長に対する寄与度が77.2%に上昇したことを背景に、今年の5月1日のメーデー小型連休(4月29日~5月1日)にはどのような新しい消費の特徴・トレンドがみられただろうか。人民網が伝えた。
▽「販売促進カード」と「体験カード」のダブル戦略 店舗の売上は「上々」
メーデー連休期間中、夏向きの家電製品とジュエリー製品が消費のホットポイントになった。店側はさまざまな優待や販売促進のイベントを打ち出し、オフラインの店は「体験カード」を切り、売上は上々だった。
ネット店舗は次々に割引イベントを行い、消費者に人気のネット通販が連休中に大幅な伸びをみせた。
オフライン小売企業も負けておらず、特色ある販促キャンペーンや体験イベントで売上をのばし続けた。注視されるのは、多くの店が伝統的家電製品とスマートホームの販売を結びつけ、消費者に新しいショッピング体験を提供したことだ。広東省広州市の広百電器では、「消費シーン型・体験型」の消費モデルを提示し、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、スマート掃除機、空気清浄機などの売上が前年同期に比べていずれも増加した。
北京市商務委員会が1日に発表したデータをみると、メーデー連休に、北京市の重点モニタリング対象の商業サービス企業60社の累計売上高は24億元(1元は約16.3円)に上り、前年同期比7.2%増加した。南京市商務局の統計では、連休期間に南京市のモニタリングサンプル企業50社の3日間の累計売上高は14億8千万元に上り、同12.1%増加した。
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