日常生活の「空白」を埋めるためには、食べるという解決方法はなくてはならないものだ。アリババの統計データによると、空の巣青年はおやつを買う習慣があり、「おやつ」は、彼らがオンラインで購入する商品TOP5にランクインした。意外なことに、おやつ、3C(コンピューター、通信、消費電子製品)、衣服のほか、「空の巣青年」は、「自宅宅配・出張サービス」を利用する傾向が高い。彼らはひんぱんに、果物・野菜の保冷配送や自宅出張マッサージサービスを利用している。
〇「空の巣青年」が様々な特殊技能をシェアするのは「必然の道」
統計データによると、過去1年間、「空の巣青年」のうち、淘宝網での購入額が1ヶ月5千元前後に達した人は80%を上回った。90後を主流とする「空の巣青年」の多くは、社会人になったばかりで、家賃や基本生活費を除いた1ヶ月分の給料のほぼ全部がそれに消えてしまい、生え抜きの「ネット原住民」となる。
社交の面では、「空の巣の青年」は決して孤独ではない。アリババの統計データによると、フリマアプリ「閑魚」の「特殊技能シェア」欄のうち、技能の80%以上は「空の巣青年」から提供されており、約150万種類の技能がシェアされている。
「空の巣青年」の間で最も人気があるシェア技能は、家庭教師、IT技能(PC修理)、ゲーム技術向上サービスなどだった。
孤独な日々を送る「空の巣青年」は、既婚者や恋愛中の人々に比べ、社会に接触したいという意欲がより強い。彼らは、自己表現に対する強烈な欲求を抱いており、自分の感覚を何よりも重視している。また、新しい友達と知り合い、新しいコミュニティに参加することを楽しみにしている。さらに、一部の人々は、「一人暮らし」はライフスタイルにおける選択肢の一つであるだけでなく、新社会人が成長プロセスで出合う「避けては通れない道」だと考えている。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年5月5日
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