圧力がなければエネルギーも生まれないし、焦燥感がなければ向上も見込めない。ニュー中産階級の感じる圧力は山のように大きいが、これは異常なことではない。カギは、圧力に直面した説き、逃げることを選ぶのか、直面することを選ぶのかだ。自分の圧力への抵抗力がどれくらいかを考えることだ。例を挙げると、社長に対してだけ責任を負う労働者の仕事は苦痛に満ちたものになり、何かすれば恨み言が出る。自分に対して責任を負う労働者の仕事は楽しみに満ちたものになり、何かすれば喜びにあふれる。前者はお金を稼ぐロボットにすぎず、運の善し悪しで、どれくらい稼げるかが決まる。後者は何かを追い求める独立した主体であり、運気の善し悪しにかかわらず、いつも知的な成長を遂げる。
真のニュー中産階級とは、この後者のような人々だと考える。主体的に圧力を受け入れ、夢見ることを忘れず、うまくいっている時でも一番基本的なことを忘れず、運気を使い果たしてしまわないようにする。うまくいかない時にはアルコールでも飲んで、世の中を恨んだり他人のせいにしたりしない、このような人々がニュー中産階級だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年5月10日
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