2017年5月13日  
 

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人民網日本語版>>経済

「ニュー中産階級」はどんな人?「焦燥感ある」95%

人民網日本語版 2017年05月10日11:32

このほど人材募集のサイトが発表した「中国ニュー中産階級調査研究報告」は、年収10万元(1元は約16.5円)から50万元の人々をニュー中産階級(新鋭中産)と定義している。当面の収入レベルについてたずねると、回答したニュー中産階級のうち40%が「満足していない」または「非常に満足していない」と答え、「満足している」または「非常に満足している」は13%しかいかなかった。また95%が「いつも焦燥感がある」または「時々焦燥感がある」と答えた。焦燥感の原因では「未来の不確定性」が多く、71%を占めた。中国経済網が伝えた。(文:舒聖祥)

古いことわざにあるように、「どの家にも読みにくいお経がある」(どの家にもそれぞれ言いにくい事情がある)。どれくらい収入があれば中産階級か、どれくらいの人々が中産階級に数えられるのかは、実際のところ統計上の意義しかない。具体的な各家庭の幸福感は、統計の数字とはおそらく対応しない。収入が基準に達しても悲壮な気持ちの人もいるだろうし、基準に達していなくても幸福を感じる人もいるだろうし、つまりニュー中産階級の正確な線引きの基準を見いだすことは実際には難しいのだ。

ニュー中産階級の40%が現在の収入に不満で、95%が焦燥感に駆られて不安な気持ちでいる。一方では現状に不満で、また一方では未来に迷いを抱く。これは統計学的な意味でニュー中産階級の典型的な特徴だといえる。家、車、子どもがニュー中産階級の財布をすっからかんにさせ、山のように大きな圧力を感じさせている。未来はどこにあるのか、暮らしは安定するのか、収入は増えるのか減るのか、こうした諸々の問題を受けて、ニュー中産階級は仕事と暮らしとの間で適切なバランスを見いだせずにいる。

しかしこういった問題は何も恨めしく思うようなものではない。どの世代の人にも苦境はあり、どの世代の人にも圧力はある。財務面で自由というのは、実は統一のゴールがないということだ。理論的にいえば、お金がお金を生むペースが日常の支出ペースよりも早ければ、それは財務の自由を達成したことになり、安楽な暮らしを送れるということになる。だがお金を稼ぐ力が向上すると、支出レベルが急上昇することになり、圧力の下で暮らさざるを得なくなる。


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