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マック「未来2.0」店舗拡大 テーブルサービスも

【中日対訳】 

人民網日本語版 2017年05月15日14:53

マクドナルドは昨年に一部店舗をレストランに鞍替えしたのに続き、今度は新しい食事スタイルの普及ペースを加速させようとしている。マクドナルド中国法人は13日、全国1千店舗を「未来2.0」戦略店舗にバージョンアップしたことを明らかにした。同店舗では電子パネルを利用したセルフ注文、モバイル決済、テーブルまで商品を運ぶ新サービス、スペシャルメニュー「星厨系列」のハンバーガーなど7つの商品・サービスを提供する。北京、上海、広州、深セン、杭州などではすでにバージョンアップが終わり、年内に全国約1600店舗が同店舗に格上げされる予定だ。「北京晨報」が伝えた。

これまで欧米由来のファーストフード店では、消費者は注文して代金を支払ってから、カウンターで商品が出てくるのを待っていた。「未来2.0」店舗では、消費者は「商品を運ぶサービス」を選ぶことができ、こうすればカウンターに行って列に並ぶ必要がなくなる。セルフ注文やカウンターでの注文で運ぶサービス選ぶと、番号札を渡され、「マクドナルドブランド大使」と銘打った店員が商品を席まで運んでくれる。

マクドナルド北京市場の張帆シニアゼネラルマネージャーは、「昨年に『未来2.0』戦略を打ち出すと、国内の消費者に大いに歓迎され、新しいサービスや体験を喜んでもらえた。これまでに評価するたくさんの声が寄せられている」と話す。アナリストは、「表面的には、マクドナルドが店舗を『未来2.0』店舗へバージョンアップさせることで、変わるのは店内の環境とハンバーガーだけのようにみえるが、デジタル化の試みや『星厨系列』などは、本質的には若い人々のライフスタイルや個性重視のニーズに合わせたものといえる」と指摘する。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年5月15日

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